学友会委員長挨拶

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

第59期学友会委員長を務めております、法学部法律学科の山口楓稀です。

皆さんは晴れて獨協大学の学生としての一歩を踏み出し始めました。4月1日から皆さんの大学生活がスタートいたしますが、皆さんが獨協大学に入学した理由は様々あることでしょう。心うれしい気持ちで入学式を迎えた人、哀しい気持ちで入学式を迎えた人など様々人がいると思います。しかし、皆さんに共通している点があります。

 それは、「獨協大学の学生としての生活のスタートラインに立った」ということです。今までは大学に入学することがゴールであったと思います。しかしこれからは違います。獨協大学での学生生活はまったくもってゴールではありません。人生のほんの一部です。これから先は決められた道を進むのではなく、自ら道を切り開いていかなければなりません。

 さて、話は変わりますが、皆さんが大学生活で頑張りたいことは何でしょうか。卒業でしょうか、青春でしょうか、アルバイトでしょうか、それともほかの何かでしょうか。皆さんが考えている大学生活の中に学友会活動は含まれているでしょうか。入学式の際に配布された資料の『雄飛冊子』には、文化会、体育会、愛好会の団体(いわゆる部活やサークル)が掲載されています、多くの人がご存知の団体もあれば、ほとんど見たことの団体が掲載されていることでしょう。私自身も入学時にこの雄飛冊子を読み、さまざまな団体へ見学や体験に行きました。ぜひみなさんも興味を持った団体へ足を運んでみてください。

 私は、多くの学生に団体へ所属をしてもらいたいと考えています。それは、団体に所属することで、学部の垣根を超えた関係性の構築をすることができ、さらには獨協大学を盛り上げ、より一層楽しい学園生活が行えるようになるからです。獨協大学は、すべての学部が一つのキャンパスに集まっています。ほかの大学とは違い、自分と異なる学部の人と交流を持つことができます。しかし、普段の講義では同じ学部の人としかかかわりを持つことができません。私自身もコロナ禍ということもありましたが、知り合いも少なく心細く感じていました。しかし、学友会本部へ入ったことによりさまざまな学生と関わり、つながりを持つことができました。高校までとは違った新鮮味を感じ、充実した日々を送っています。みなさんもぜひ、団体に所属しさまざまな人と交流を持って楽しい学園生活を送ってください。

 長々と話をさせていただきましたが、以上で私からの挨拶とさせていただきます。新入生の皆さんの獨協大学での学生生活が豊かになることを心より祈っています。ぜひ獨協大学を楽しんでください。

ようこそ、獨協大学へ。

第59期学友会委員長 山口楓稀